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唐沢寿明さん発起人 宮城の震災遺構巡るクラシックカーラリー開催へ


「GO!GO!ラリーin東北」は、宮城県内の東日本大震災の遺構を巡るクラシックカーのチャリティーイベントです。このラリーは、震災復興応援プロジェクトの一環として、俳優の唐沢寿明さんが発起人となり2019年から始まりました。震災後、支援が減少する中でイベントを通じて人々を集め、震災を振り返り復興を祝う機会を提供しています。2024年から熊本に開催地を移す予定ですが、今回は2年ぶりに宮城で実施されます。参加者は仙台市を出発し、震災遺構や復興した商業施設を巡りながら、美しい景色を楽しむことができます。郡和子仙台市長は、このイベントを通して復興の進展を伝える良い機会としています。

 約100台のクラシックカーが宮城県内の東日本大震災の遺構などを巡るチャリティー「GO!GO!ラリーin東北」が10月に開催される。発起人の俳優、唐沢寿明さんは5月28日、郡和子仙台市長らを表敬訪問し、「復興をたたえ喜び合う機会にしたい」と意気込んでいた。

 ラリーは「震災復興応援プロジェクト!!」とサブタイトルが付けられ、被災地を盛り上げようと2019年に始まった。唐沢さんは「震災発生直後はたくさんの芸能人が駆けつけて炊き出しなどをしてくれ助かったが、ある時から一気に人がいなくなったと聞いた」と振り返る。「クラシックカーは趣味だが、ラリーを開催すれば人は集められる」と開催を思い立ったという。

 22、23年も県内で開催されたが、24年からは16年4月に2度の最大震度7の地震が起き大きな被害が出た熊本に舞台を移した。

 2年ぶりの県内開催となる今回は、10月4日午前8時半にせんだい青葉山交流広場(仙台市青葉区)をスタートし、石巻市の震災遺構、門脇小や大川小、南三陸町の南三陸さんさん商店街、気仙沼市の復興祈念公園などを約7時間半かけて巡る予定だ。

 郡市長は「震災遺構だけではなく、美しい景色も続くコース。これだけ復興しましたと伝える良い機会になる」と話すと、唐沢さんも「参加者や見た人に(震災が)あったなあと思い出してもらえればいい」と応じた。【竹田直人】

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