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指紋残さず深夜に窃盗…名前入り薬袋忘れ逮捕 福岡の男性48件関与か


福岡県警は柳川市在住の68歳無職男性を、寝静まった民家に侵入し窃盗を繰り返したとして逮捕、起訴しました。確認された被害は福岡と佐賀で48件、総額約200万円に上ります。捜査は指紋が残されていないため難航していましたが、松本隆光容疑者が現場に薬袋を忘れたことで逮捕に至りました。彼は犯行を「生活費を稼ぐため」と認め、48件中6件のみが被害届を出されていました。発見されたのは偶然、窃盗被害があった民家の敷地内でのショルダーバッグからでした。この薬袋がなければ捜査は困難だったとのこと。

 住民が寝静まった民家に忍び込み窃盗を繰り返したとして、福岡県警は12日、柳川市古賀の無職男性(68)を2件の住居侵入と窃盗の容疑で福岡地検柳川支部に送検し、捜査を終結したと発表した。確認できた被害は、2025年2月までに福岡、佐賀両県で計48件(約200万円)に上る。現場に指紋などが残っていなかったため、捜査は難航。だが、現場に名前が記載された薬袋を忘れていったため、御用となった。

 無職男性は、松本隆光容疑者。送検容疑は、24年12月~25年2月、久留米市などの民家に侵入し、現金計約130万円やバッグを盗んだとしている。「生活費を稼ぐため」と容疑を認め、福岡地検柳川支部が起訴した。

 県警によると、24年10月以降に窃盗被害が多発。証拠が乏しく捜査が難航していた。

 だが、24年12月に現金が盗まれた久留米市の民家敷地内で、ショルダーバッグを発見。中から松本被告の名前が記載された薬袋があったため、25年2月に窃盗容疑などで逮捕すると、残る47件の関与を認めた。被害届が出ていたのは、6件のみで、残るは被害に気付いてすらいなかったという。

 捜査幹部は「薬の袋がなければ、捜査はより難航したはずだ」と漏らした。【栗栖由喜】

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