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ハマス、人質の米国籍男性を解放へ 停戦に向けた動き活発化


ハマスは11日、米国籍を持つイスラエル兵を48時間以内に解放すると発表しました。解放されれば、2月の停戦以来初です。イスラエルはトランプ大統領の中東訪問までに交渉が進まない場合、ガザでの戦闘を拡大するとしており、人質解放の交渉が進んでいます。報道によれば、イスラエルは一時的な停戦や無人機飛行の停止に同意する可能性があります。米国務省はこれを「前向きな一歩」と評価し、他の米国籍者の遺体返還も求めています。一方、ガザ地区では先に停戦が発効したものの、イスラエルが戦闘を再開しており、死者は5万2000人を超えています。

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは11日、米国籍を持つ人質のイスラエル兵の男性1人を解放すると発表した。ハマス幹部によると、男性は48時間以内に解放される見通し。実際に人質が解放されれば、停戦中の2月下旬以来となる。

 イスラエルは、13~16日のトランプ米大統領の中東歴訪までに交渉の進展がない場合、ガザ地区での戦闘を拡大させるとしており、停戦や人質解放に向けた動きが活発化している。

 米ニュースサイト「アクシオス」は情報筋の話として、イスラエルはパレスチナ人の囚人の解放はしないものの、人質の男性がガザから安全に離れられるように一時的な停戦や上空での無人機の飛行の停止に同意する必要があるだろうと報じた。イスラエル首相府は「解放が実行される可能性に備えている」との声明を発表した。

 米国務省のアダム・ボーラー人質問題担当大統領特使は、ハマスの動きについて「前向きな一歩だ」と評価し、米国籍を持つ4人の遺体の返還も求めた。米国のウィットコフ中東担当特使は12日、イスラエルを訪問する予定だ。

 ガザ地区では1月19日に一時停戦が発効したが、イスラエルは、ハマスが一時的な停戦の延長を受け入れないとして、3月18日に大規模な戦闘を再開した。ガザ保健当局によると、2023年10月の戦闘開始以来のガザ側の死者は5万2000人以上となっている。【エルサレム松岡大地】

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