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埼玉・八潮の陥没事故 1日にも初の下水道管内部立ち入り調査


埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故で、トラックが転落し、運転手の安否が不明のまま。大野元裕知事は、1日に現場調査を開始する意向を示しました。調査では、硫化水素の有無や下水管内の状況を確認し、救助活動再開に向けた準備を進める方針です。これまではドローンでの調査が行われ、運転席部分が下水管内にあることが確認されています。救助には下水の迂回処置が必要で、県は仮排水管の設置や管内へのアクセス方法を検討中。救助後には下水道の複線化などの復旧工事を進める予定です。

 埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、大野元裕知事は30日、安否不明となっているトラック運転手の救助活動再開に向け、早ければ1日にも破損した下水道管内部に関係者が入り、現場の状況などを調査することを明らかにした。

 この日の記者会見で、大野知事は「硫化水素を含め、人が入れる状況なのか実際に降りて確認する」と説明。下水の水位や換気状況、下水道管内にある運転席部分へのアクセス方法などを確認する。事故後、現場の下水道管内に人が入るのは初めてとなる。

 事故は1月28日に発生。翌29日にトラックの荷台部分が引き上げられたものの、運転席部分は穴の内部に残り、地中に埋まった。

 崩落の危険もあることから救助は難航。ドローン(無人機)による調査で、運転席部分が陥没現場から約30メートル下流の下水道管内にあるのが確認され、県は救助活動を阻む汚水を迂回(うかい)させるためのバイパス(仮排水管)設置工事や、下水道管内に入れるようにするための掘削などを進めていた。

 県は運転手の男性の救助後、現場付近の下水道管を交換し複線化する本格的な復旧と対策工事に着手する方針で、完了まで5~7年かかるとの見通しを示している。【鷲頭彰子、加藤潔】

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