
京成電鉄グループの京成ホテルミラマーレ(千葉市中央区)に、電車をテーマにした客室「トレインルーム」が登場した。実際の運転台を再利用した運転シミュレーターも備え、親子連れや鉄道ファンが訪れている。
運営する千葉京成ホテルによると、4月1日に京成電鉄に吸収合併された「新京成電鉄」の8800形車両の部品をちりばめた。実際の運転台と100インチの大画面を組み合わせたシミュレーター、操作できる前照灯、つり革付きの座席も並ぶ。
同社人事・広報企画課長の長尾宗二さんは「部品を触って楽しんでほしい」と話した。【高橋晃一】