
イタリアの出版社デアゴスティーニの日本法人は17日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンkazeに「デアゴスティーニ カフェ」をオープンする。デアゴスティーニのカフェ出店は世界で初めて。
デアゴスティーニは模型などの付録付き百科分冊で知られ、店内には歴代約30シリーズの自動車やオートバイ、キャラクターなどの完成模型がずらりと並ぶ。
店内では一部シリーズの創刊号も販売。購入した顧客は店舗奥の「ワークスペース」でマガジンを読んだり、付録のパーツを組み立てたりできる。カフェメニューは「サイコロ生食パン」や、モーニングで知られる「クローチェ」(名古屋市)が提供する。
16日の報道向け内覧会でデアゴスティーニ・ジャパンの谷健二社長は「(百科分冊付録の)完成模型を見せられる機会は少なく、多くの方に見てほしいと長年考えていた。コレクションに囲まれながらデアゴスティーニの楽しさや醍醐味(だいごみ)に触れていただければ」と話した。【増田博樹】