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イラン、核問題で「米国との間接交渉応じる」 トランプ氏は「爆撃」警告


イランのペゼシュキアン大統領は米国との直接交渉を拒否しつつ、間接交渉に道を開く姿勢を示しました。トランプ米大統領がアラブ首長国連邦を通じて送った書簡では、新たな核合意を求めていましたが、ペゼシュキアン氏は、米国が合意を違反したと指摘し、問題は米国にかかっていると強調。一方、トランプ氏はイランへの強硬姿勢を崩さず、厳しい警告を発しています。

 イランのペゼシュキアン大統領は30日、核開発を巡る交渉に応じるよう求めるトランプ米大統領の書簡に対し、米国との直接交渉は拒否するとしつつ、「間接交渉の道は開かれている」と返信したことを明らかにした。イランメディアが伝えた。イランに対して強硬姿勢を続けるトランプ氏が間接交渉に応じるかが注目される。

 トランプ氏は今月中旬、アラブ首長国連邦(UAE)を通じてイランに対し、「新たな核合意」を締結するよう求める書簡を送っていた。報道によると、ペゼシュキアン氏は30日の閣議で「イランは間接交渉の道を閉ざしたことはない。問題を起こしてきたのは、米国による合意違反だ」と指摘し、「交渉が前進するかは、米国の振る舞いにかかっている」と述べた。

 一方、トランプ氏は30日、米NBCニュースの電話インタビューで「(イランが)取引に応じなければ爆撃する。彼らが見たこともないような爆撃だ」と警告し、「追加関税」もかけることになると強調した。また、すでに米国とイランの政府高官が「協議している」とも語ったが、詳細は明かさなかった。

 イランと欧米などは2015年、核開発を制限する代わりに経済制裁を解除する核合意を結んだが、第1次トランプ政権が18年に一方的に離脱した。イランは対抗措置としてウラン濃縮を再開させており、核兵器開発を進めているとの疑念が強まっている。交渉による合意が成立しなければ、イランと敵対するイスラエルや米国がイラン国内の核施設などを攻撃する可能性がある。【カイロ金子淳】

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