
エジプト東部ハルガダの紅海で27日、ロシア人の観光客を乗せた潜水艦が沈没し、少なくとも6人が死亡、9人が負傷した。地元メディアなどが報じた。負傷者のうち4人は重傷といい、死者数が増える可能性もある。
地元メディアなどによると、沈没した潜水艦はロシア人45人が乗っており、約30人は救助されたという。在エジプト日本大使館によると、日本人は乗っていなかった。事故原因や詳しい状況は明らかになっていない。
ハルガダにある運航会社のウェブサイトによると、潜水艦は紅海のサンゴ礁などを鑑賞するツアーに使用されており、最大25メートルの深さまで潜るという。
ハルガダはエジプト有数の紅海リゾート。水質がきれいなことで知られ、ダイビングスポットとしても知られている。【カイロ金子淳】