
自民党は9日、第92回党大会を東京都内のホテルで開いた。石破茂首相(自民党総裁)はあいさつで、「私たちは国民、主権者の皆様方の声に謙虚でありたい。勇気と真心をもって真実を語り、あらゆる組織と対話する、そういう政党であらねばならない」と訴えた。
自民は昨年10月の衆院選で大敗し、少数与党に転落。厳しい政権運営が続く中、今夏には参院選を迎える。大敗すれば、参院でも与党が過半数割れする可能性がある。
この日採択した運動方針案では、党の再生と今夏の参院選必勝を活動の中心に据えた。政治改革については1989年の自民党政治改革大綱を検証した上で、「令和版政治改革大綱」を策定すると明記。東京都議選や参院選が実施される2025年を「政治決戦の年」と位置付け、「我が党が引き続き国民を守る責任を果たしていくためには、夏の参院選の勝利が最重要課題だ」と強調した。
このほか、麻生太郎元首相が務める最高顧問の役職について、党則に明記する党則改正も決定した。
党大会には、連合の芳野友子会長が連合会長として20年ぶりに来賓として出席した。【森口沙織、内田帆ノ佳】
