
宮内庁が仁徳天皇陵として管理する日本最大の前方後円墳、大山(だいせん)古墳(大阪府堺市堺区)で7日、日本考古学協会など考古、歴史学関係の17団体の研究者が立ち入り調査をした。同古墳の墳丘への立ち入りは今回が初めて。研究者17人がボートで古墳の最も内側にある濠(ほり)を渡り、墳丘を周回して葺石(ふきいし)の様子などを観察した。
宮内庁は歴代天皇、皇族の墓とされる陵墓の立ち入りを制限しているが、研究者団体の要望を受けて2008年から条件付きで許可している。立ち入り後、取材に応じた日本考古学協会の日高慎・陵墓担当理事は「測量図や外から見ただけでは分からないとの思いを強くした。(知見を)広く一般の方に共有してもらう道を探っていきたい」と話した。【最上聡】
