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駐米大使は涙ぐみ、ゼレンスキー氏は…会談決裂後の様子が明らかに


2月28日、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が決裂した。両首脳の会談中、米副大統領を交えた口論が発生し、会談は中断。トランプ大統領は「素晴らしいテレビ番組」になると皮肉を述べ、記者団は退出した。ウォルツ大統領補佐官は、口論は米国側の計画的な仕掛けではなかったと述べ、ホワイトハウスはウクライナ側に状況を説明し、去るように促した。ゼレンスキー大統領は事態を認識せず、続けて議論を望んだが、最終的に会談は終了したという。

 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による2月28日の会談が「決裂」した後、ゼレンスキー氏がホワイトハウスを出て行くまでの様子が判明した。会談に同席したウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、FOXニュースの1日のインタビューで明かした。

 大統領執務室で開かれた両首脳の会談は、代表取材の記者団が見守る状況で始まった。しかし、途中からゼレンスキー氏とトランプ氏、バンス米副大統領との口論に。約50分後にトランプ氏が「もう十分見ただろう。これは素晴らしいテレビ番組になるだろう」などと語ったところで記者団は退出させられた。

 ウォルツ氏によると、記者団の退出後、トランプ政権側は幹部で対応を協議し、ほぼ全会一致で「大統領執務室でのあのような侮辱を受けた後で、物事を前進させることは不可能であり、これ以上の関与は逆戻りするだけだ」とトランプ氏に協議打ち切りを進言したという。

 その後、ホワイトハウスから去るようにウクライナ側に伝えると、駐米大使やゼレンスキー氏のアドバイザーは何が起きたかを認識し、涙ぐんでいた。ただし、ゼレンスキー氏は何が起きたか認識せず、引き続き議論したがっていた。ウォルツ氏は最後に「時はあなたに味方していない。(米国の)寛容さは無限ではない」などと述べたという。

 一方、ウォルツ氏はインタビューで、今回の口論は米国側による「仕掛け」や計画的なものではなかったと強調した。ホワイトハウス内の別の部屋には、鉱物資源の共同開発に関する合意で両首脳が署名できるように美しいセットがなされていたなどと語った。【ワシントン西田進一郎】

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