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岐阜・斐太高校で「白線流し」 卒業生「先生ありがとう」 思い叫び


岐阜県高山市の斐太高校で、卒業生が制帽の白線とセーラー服のスカーフを川に流す「白線流し」が行われた。225人が参加し、感謝と旅立ちの思いを込めて白線を流した。1938年頃から始まり、テレビドラマの題材にもなった。

 岐阜県高山市の県立斐太(ひだ)高校で1日、伝統の卒業行事「白線流し」が行われた。3年生が卒業式後に制帽の白線とセーラー服のスカーフを結び、これまでの感謝と旅立ちへの思いを込め、学校前の大八賀(だいはちが)川に流した。

 在校生や保護者らが川べりなどから見守る中、卒業生225人が七つのクラスごとに白線を1本に結び、「先生ありがとう」などと叫びながら川へ流した。新潟県内の大学に進学する今井瑛介さん(18)は「周りの人に助けられ、充実した高校生活を送ることができた。大学ではいろんなことに積極的にチャレンジしたい」、名古屋市の大学に進む安達柊都季(ひづき)さん(18)は「白線を流して卒業をしみじみ実感した。4月から新生活を楽しみたい」と抱負を述べた。

 白線流しは1938年ごろ、旧制中学時代の卒業生が自然発生的に始めたとされる。90年代にはテレビドラマの題材となった。【安達一正】

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