starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

大阪万博、海外館「完成」は6カ国 事務総長「3月に相当進む」


2025年の大阪・関西万博では、47カ国が自前のパビリオンを建設予定ですが、現時点で外観の完成と協会の完了検査を終えたのはアイルランド、フィリピン、韓国、オーストラリア、ブルガリア、オランダの6カ国のみです。全体の建設の遅れが懸念される中、石毛事務総長は「3月に進展が見込まれる」と述べ、万博開幕に間に合うよう援助するとしています。完了検査を終えた国には完了証明証が交付され、内装と展示品搬入後に使用許可が出されます。また、万博の前売り券は約796万枚が販売され、修学旅行なども含めた目標は1400万枚です。石毛氏は大事故の回避、赤字の抑制、多くの来場者確保を成功の鍵とし、満足度の向上を目指しています。

 2025年大阪・関西万博(4月13日開幕)を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は28日の定例記者会見で、自前でパビリオンを建設して参加する47カ国のうち、建物の外観が完成し、協会による「完了検査」を終えたのは6カ国だと明らかにした。展示まで終え、使用できる状態になった国はない。石毛氏は「3月に相当進むだろう。開幕に間に合うよう支援する」と説明した。

 完了検査を終えた国には、協会が完了証明証を交付。内装を整えて展示品を搬入し、使用が可能になると使用許可を出す。協会によると、28日までに完了証明証を交付したのは、アイルランド、フィリピン、韓国、オーストラリア、ブルガリア、オランダ。3月に完了検査と使用許可を同時に求める国も多いとみられる。

 石毛氏は「デッドラインは4月13日」と強調。「外側(の工事)は終わらせてもらわないといけないが、中身の手直し(が間に合わない事態)は起こりうる」と述べた。

 入場券販売は前売り目標の1400万枚に対し、26日時点で約796万枚。石毛氏はこれ以外に、修学旅行などの申し込みもあると説明。「愛知万博(05年)では開幕1カ月前に前売り券販売が800万枚を超えた。(現状は)愛知の実績を優に超えるととらえている。1400万枚は非常に野心的な目標だ」とした。

 石毛氏は「万博成功の必要条件」にも言及。大事故がない▽赤字を残さない▽できるだけ多くの来場者――を挙げ、「より重要なのは来場者や万博に関与・参加された方々の達成感と満足感だ」と述べた。【鈴木拓也、長沼辰哉】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.