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トランプ氏 ロシアにも権益譲渡要求 停戦仲介の「見返り」


トランプ前米大統領は、ウクライナ情勢の解決に向けて、ロシアのプーチン大統領と真剣な協議を進めていると明かした。この協議では、米国とロシア間の経済開発取引が含まれており、その見返りとしてロシア及びウクライナからのレアアース資源の権益が求められているという。トランプ氏は、戦争を終結させることが目的であり、レアアースの確保が重要であることを強調している。しかし、これに対しては、ロシアに対する制裁政策に反するという見方も存在する。

 トランプ米大統領は24日、ウクライナの戦争終結に向けロシアのプーチン大統領と経済開発に関する協議を進めていると明かした。停戦仲介の「見返り」として、ウクライナに対してと同様に、レアアース(希土類)の権益などを要求しているとみられる。

 トランプ氏は自らが運営するソーシャルメディア(SNS)に「プーチン大統領と戦争終結に関して真剣な議論をしている。米国とロシアの間で結ぶであろう、経済開発に関する取引についてもだ」と投稿。「協議は非常に順調に進んでいる」と強調した。

 トランプ氏はその後、記者団の質問に「彼らは大量のレアアースを持っている。私たちが利用できる貴重なものだ」と述べ、ロシア国内に埋蔵するレアアースが目的と説明。「私たちが一番にやりたいのは戦争を終わらせることだ。ウクライナと同様にロシアとも経済開発に関する協議で我々が望むものを手に入れられれば、それは可能だ」と述べた。

 トランプ氏はウクライナに対してもレアアースを含む鉱物資源などの権益譲渡を要求している。

 米欧日は2022年2月のウクライナ侵攻後、ロシアに厳しい経済制裁を課し世界経済からの孤立化を図ってきた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「経済取引は、これまでの政策を完全に覆すものとなるだろう」と論評している。【ワシントン大久保渉】

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