
救急出動した民家で現金10万円を盗んだとして、大阪府警松原署は19日、大阪府松原市消防本部の消防士、鎌田隼平容疑者(30)=同府羽曳野市=を窃盗の疑いで逮捕したと明らかにした。「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めているという。
容疑は2024年9月29日、要請を受けて出動した松原市の民家で救急活動中、住人の70代女性の財布から現金10万円を盗んだとしている。
松原署によると、「救急要請をした後に現金が無くなった」という内容の複数の相談が署にあり、救急隊の出動履歴から鎌田容疑者が浮上したという。署が関連を調べている。
松原市消防本部は「警察の捜査に全面的に協力する。詳細が判明次第、厳正に対処する」とコメントした。【高良駿輔】