
石破茂首相は17日の衆院予算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題に関連し、改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の墓参について「個人的には行きたいと思っていると同時に、今後どういう推移をたどるか、そして行政の長としてどうあるべきか適切に判断したい」と述べた。立憲民主党の川内博史氏への答弁。
この問題で、関連する行政文書を不開示とした国の決定を取り消した大阪高裁判決が14日に確定。国は改めて開示・非開示を判断する。
改ざんの経緯が分かるよう文書を開示するか問われると、首相は「赤木さんに対する思いは私なりに強く持っていると同時に、結論を決め打ちすることなく、情報公開法の趣旨にのっとってきちんと対応していく」と述べた。
赤木さんの妻雅子さんはこの日の予算委を傍聴した後、記者団の取材に「文書を黒塗りなく出してほしい」と話した。【村尾哲】
