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「スーパーパパ」パンダ、安らかに 永明の献花台にファン続々


和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで32歳で亡くなったジャイアントパンダの永明を偲び、献花台が設けられました。永明は1994年に中国から来園し、「スーパーパパ」と称されるほど多くの子パンダをもうけました。2023年に惜しまれながら中国に返還され、日中友好のシンボルとしても知られていました。スタッフやファンから愛された永明の死に、多くの人々が感謝と哀悼の意を表しました。特に、彼の好物である竹へのこだわりや、鳴き声が鳴り響いていた日々が多くの人の心に刻まれています。自身の誕生日やイベントに合わせて足を運んだファンも、彼への感謝を涙ながらに伝えています。

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で計16頭の子をもうけ、32歳で死んだと14日に発表されたジャイアントパンダの永明(エイメイ)を悼み、15日にAWのブリーディングセンターに献花台が設置された。

 永明は1994年に中国から来園。ファンから「スーパーパパ」とも呼ばれ、2023年2月に惜しまれながら中国に返還された。AWの今津孝二園長は「種の保存に貢献しただけでなく、日中友好の懸け橋として頑張ってくれたことに心から感謝している」と時折言葉を詰まらせた。

 08年から飼育に携わった同園スタッフの品川友花(ゆか)さん(43)は「好物の竹へのこだわりが強く、酷暑の夏も大みそかにも竹を取りに行ったのは大きな思い出。中国に帰った後でも鳴き声が聞こえてくるぐらい身近な存在だった。たくさんの幸せをありがとうと伝えたい」と語った。

 15日は多くの永明ファンが献花に訪れ、長年のファンという東京都世田谷区の会社員、大嶋ゆかりさん(59)は「誕生日、バレンタインなどのイベントや記念日には必ず訪れるぐらい『世界一のお父さん』だった永明が大好きでした。今までお疲れ様でした」と涙を浮かべていた。【大澤孝二】

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