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藤井聡太王将、歴代トップタイの七番勝負10連勝なるか 第4局


大阪府高槻市の山水館で行われた第74期王将戦七番勝負の第4局で、藤井聡太王将が永瀬拓矢九段と対戦。開幕から3連勝している藤井王将は、今回勝利すれば全体のタイトル獲得数で谷川浩司十七世名人と並ぶ歴代5位となり、王将戦では歴代1位タイの10連勝記録にも並ぶことになります。過去に10連勝を達成したのは、谷川十七世名人と羽生善治九段。谷川氏は1992年に初戦を落とした後に4連勝で王将位を奪取し、その後も連勝を重ねました。羽生氏は異なる年度で連勝を延ばし、今回の藤井王将も過去の実績を上回るか注目されています。順調に勝利を重ねている藤井王将は、角換わり戦に持ち込む得意戦法で臨んでいます。

 大阪府高槻市の山水館で15日始まった藤井聡太王将(22)と永瀬拓矢九段(32)のALSOK杯第74期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第4局。開幕から3連勝の藤井王将は、勝てば獲得タイトル数が立会の谷川浩司十七世名人と並ぶ歴代5位タイの27に到達するが、もう一つ注目されている記録がある。それは王将戦七番勝負の連勝記録で、本局に勝つと、谷川十七世名人、羽生善治九段と並ぶ歴代1位タイの10連勝となる。

 谷川十七世名人は挑戦者になった1992年の41期で南芳一王将(当時)に初戦で負けた後、4連勝で王将位を奪取。42期は村山聖六段(同)の挑戦を4連勝で退け、43期は挑戦者の中原誠・前名人(同)に開幕2連勝して10連勝となった。

 羽生九段は45期で谷川王将(同)から4連勝で王将位を奪取し、7冠を達成。46期は谷川竜王(同)のリベンジマッチを4連勝で退け、47期は佐藤康光八段(同)に開幕2連勝して10連勝とした。

 藤井王将は72期で羽生九段(同)に第5局、第6局を連勝して防衛すると、73期は菅井竜也八段の挑戦を4連勝で退け、今期も開幕から3連勝して、現在9連勝中だ。

 谷川十七世名人は「私の10連勝は言われて思い出した。棋士によって相性のいい棋戦や季節があるが、藤井王将には関係のないこと」と話していた。

 第4局は、先手番の藤井王将が得意とする角換わり戦に進んだ。序盤から最新の研究に基づく駆け引きが展開されている。【新土居仁昌、丸山進】

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