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石川・能登で本州初のトキ放鳥 馳知事「復興の象徴に」


石川県能登地域で、2026年度からのトキ放鳥計画が決定されました。知事は、能登が本州最後のトキ生息地であると同時に、最初の放鳥地となることを誇りに思い、「能登の里山里海」が自然豊かな環境であると認められたことに感謝を表明しました。放鳥計画は震災や豪雨からの復興のシンボルとされ、復興の象徴としても期待されています。しかし、知事は復旧工事とのバランスを取りながら放鳥が行われるべきであるとし、放鳥後の定着も重要であると述べ、慎重な進行を求めています。

 石川県能登地域で、2026年度からのトキ放鳥方針が決まった14日、同県の馳浩知事は記者会見で「昨年来、悲しいニュースが多く石川県から発せられる中で選んでいただいた。震災、豪雨からの復興の象徴となるのは間違いない」と受け止めを語った。

 馳知事は会見で「本州最後のトキの生息地である能登が、本州最初の放鳥地となる。能登の皆さんによって守られてきた世界農業遺産『能登の里山里海』が、トキが暮らしていけるほど自然豊かであると国からお墨付きをもらった」と語り、関係者に感謝した。

 一方で今後の課題にも言及。放鳥は26年度上半期の実施を目指すが、馳知事は「(能登半島地震と能登豪雨からの)復旧復興の工事が継続していると考えた方がいい」と指摘。その上で「放鳥して終わりではなく、定着してもらわないといけない。工事をしているすぐ隣に『トキさんどうぞ』というわけにはいかないだろう」と述べ、復旧復興と放鳥の両立に向けて丁寧な対応を心がける姿勢を示した。【深尾昭寛】

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