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患者同士の殺人を隠蔽疑い、主治医ら2人逮捕 青森・八戸の病院


青森県八戸市のみちのく記念病院で、2023年3月に発生した患者間の殺人事件を病院側が隠蔽しようとしたとして、病院を運営する医療法人の理事長である石山隆容疑者と被害者の主治医である石山哲容疑者が逮捕されました。被害者の高橋生悦さんは同室の患者に歯ブラシで顔面を刺されるなどして殺害されましたが、医師たちは死亡診断書に虚偽の死因を記載しました。高橋さんは頭部や顔面の損傷により死亡したことが司法解剖で確認されており、事件は刑事事件として起訴されています。みちのく記念病院は内科、精神科などを含む八つの診療科を持ち、地域に多数の病院を展開する医療法人の一部です。この事件は、医療機関における患者管理と倫理の問題を象徴しています。

 青森県八戸市の「みちのく記念病院」で2023年3月、入院中の男性患者が同じ病室の男性に殺害された事件で、警察に通報せずに虚偽の死亡診断書を作成して事件を隠そうとしたとして県警は14日、いずれも医師で、病院を運営する医療法人理事長、石山隆容疑者(61)と、被害者の主治医だった石山哲容疑者(60)の2人を犯人隠避の疑いで逮捕した。

 県警などによると23年3月12日深夜、入院していた高橋生悦さん(当時73歳)がベッドの上で血を流して倒れているのを巡回中の看護師が見つけ、高橋さんは翌13日に死亡した。司法解剖の結果、死因は頭部や顔面の損傷などと判明。その後、同室の男性患者が顔面を歯ブラシで刺すなどして殺した疑いで逮捕、起訴され、刑事事件として立件された。

 2人の逮捕容疑はこの事件当時、高橋さんが殺害されたことを知りながら、死亡診断書に「肺炎」と虚偽の死因を記載したとしている。

 ウェブサイトによると、みちのく記念病院は内科、精神科など八つの診療科目があり、病床数は413床。運営する医療法人「杏林会」(東京都目黒区)は東北地方や東京、東海地方などで病院や介護老人保健施設などを展開している。【江沢雄志、松本信太郎】

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