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九州大元教員、238万円不正受給 西日本新聞から出向 既に解雇


九州大学は元教員の男性が虚偽の出張申請を繰り返し、約238万円の旅費を不正に受給していたことを発表しました。男性は西日本新聞社からの出向で、大学院法学研究院で客員教授として勤務していました。この間、セミナーやイベント参加を装い虚偽の申請を行い、さらに208日間の出勤も偽って給与を受け取っていました。男性は2022年4月に懲戒解雇され、九州大学からはこの不正受給金の返済を要求され、一部は既に返済されています。西日本新聞社も、男性が会社だけでなく大学の経費を不正受給したことを謝罪し、信頼回復と再発防止に努めるとしています。

 九州大は13日、元教員の男性が虚偽の出張申請を繰り返し、旅費計約238万円を不正受給していたと発表した。男性は西日本新聞社(福岡市)からの出向で、既に懲戒解雇されている。九州大は男性に返済を求め、一部は支払われたといい、処分について「規定に基づき適切に対処する」としている。

 九州大などによると、男性は2015年4月~22年3月、大学院法学研究院に出向し、客員教授として同社の寄付講座を担当。その間、セミナーやイベントなどに参加すると虚偽の申請をし、37件計約238万円の旅費を不正受給していた。また、出勤していない日(計208日)を出勤したと偽り、給与の一部を不正に受け取っていたという。

 男性は、同社からも寄付講座関連の交通費約150万円を不正受給したとして、22年4月に懲戒解雇されている。同社は「会社の経費にとどまらず、大学の経費を不正受給していたことについて申し訳なく受け止めている。改めて深くおわびし、信頼回復と再発防止に努める」とコメントした。【山口響】

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