
トランプ米大統領は6日、鉄鋼大手USスチールのデビッド・ブリット最高経営責任者(CEO)とホワイトハウスで会談した。ロイター通信などが関係者の話として報じた。7日の日米首脳会談を前に、ブリット氏が日本製鉄によるUSスチール買収の利点などを説明した可能性がある。
バイデン前政権は1月上旬、国家安全保障上のリスクがあるとして、日本製鉄によるUSスチールの買収を中止するよう命令。日本製鉄とUSスチールはバイデン氏らを相手取り、中止命令の無効を求める訴訟を起こしている。
両社は1月20日に大統領に就任したトランプ氏に買収の利点を説明する意向を示していた。ただ、トランプ氏は大統領就任前に「なぜUSスチールを売却したがるのか」と自らが運営するSNS(ネット交流サービス)に投稿し、買収に反対する考えを示している。【ワシントン大久保渉】