
藤井聡太王将(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦し、藤井王将の連勝で迎えたALSOK杯第74期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓、名古屋鉄道協賛、東京都立川市、立川市教育委員会、立川商工会議所後援)の第3局が6日午前9時、立川市のオーベルジュときとで再開された。藤井王将の封じた78手目は8一飛だった。
今シリーズ初の角換わりとなった本局。藤井王将が先行して馬を作って自陣に引き、永瀬九段がその馬を狙って反撃に転じたのが1日目の展開。8一飛は前日の封じ手後、解説の中村太地八段が本命視していた手の一つで、「飛車の利きを広げる手で、後手の課題だった飛車の働きの悪さが解消される」と指摘していた。永瀬九段は48分考えて3五角と打って藤井王将の馬を消すことに成功するが、藤井王将は6九角と打って再度の馬作りを見せた。
中村八段は「藤井王将はすぐに先手玉に迫れないので馬を作ってプレッシャーをかけ、永瀬九段は飛車角の長距離砲で後手の右玉に迫る展開になるのでは」と予測した。【丸山進】
指し手(84手まで)
[先]永瀬
[後]藤井
(78)8一飛48
(封じ手)
<79>3五角48 (80)同 馬22
<81>同 飛 (82)4七歩成
<83>同 金12 (84)6九角
