
「世界最大の宗教行事」と呼ばれ、インドで開催中のヒンズー教の祭典クンブ・メラで19日夕、大規模な火災が発生した。インドメディア「ヒンドゥスタン・タイムズ」によると、信者らが宿泊するテント村が炎に包まれた。
火災は18のテントに燃え広がり、黒煙が噴き上がった。警察は、調理用ガスシリンダーの爆発が原因とみている。けが人はなかった。
クンブ・メラは北部ウッタルプラデシュ州で13日に始まり、大勢の信者らが「聖なる川」として知られるガンジス川で身を清めている。45日間の期間中に4億人以上の参加が見込まれるという。【ニューデリー川上珠実】