
国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は15日、ラジオ日本の番組に出演し、24日召集の通常国会で、自民、公明両党と合意した「年収103万円の壁」の引き上げと、ガソリンの暫定税率廃止が実現した場合には、2025年度当初予算案に賛成する考えを示した。
玉木氏は年収の壁を巡り、昨年12月に3党の幹事長が、国民民主が求める178万円を目指して今年から引き上げることなどで合意したことに言及。要求が通れば予算案に「賛成する」と明言した。国民民主の姿勢について「政策ごとに協力する相手を見つけ、協力していただける範囲においてこちらも協力する」と述べた。
選択的夫婦別姓については、子どもの姓がきょうだいで異なるケースが生じるとの懸念に対し「詰める必要はある」とした上で「選択を認めるということについては賛成だ」と述べた。【遠藤修平】