starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

幻の生物・ツチノコの正体は リアルな模型、目撃談で謎に迫る資料館


東海地方の魅力スポットを探る中、記者たちは岐阜県東白川村にある「つちのこ館」を訪れました。ここは未確認生物「ツチノコ」の目撃情報が多く、発見者に賞金が贈られる村として知られています。つちのこ館では、手作りのツチノコ人形が来訪者を迎え、35年前に目撃された生々しい体験談や等身大模型が展示されています。年間約3000人が訪問し、多くの来館者はツチノコの存在を半信半疑で受け入れています。ノートには全国からの目撃者の証言が記されています。名誉館長の安江豊司氏は、ツチノコを実際に追い求める村の存在を知ってもらえることに喜びを感じていると話しています。

 新年が明け、「今年はどこに行こうかな?」なんて旅の計画を立てる人も多いのでは。東海地方にはまだまだ知られていない魅力ある場所が眠っている。行ってみたくなる、そして誰かに教えたくなる。そんな魅力あふれる珍スポットを記者たちが訪ねた。

 昔からその名を知られながら、まだ誰も捕まえたことのない幻の生物「ツチノコ」。目撃情報が日本一とされ、発見者に懸賞金(2024年は132万円)まで用意する岐阜県東白川村に、その謎に本気で迫った珍しい資料館がある。

 村の第三セクターが運営する観光施設「つちのこ館」。入り口では、太い胴体で蛇のような姿をした手作り感あふれるツチノコ人形がお出迎え。ツチノコグッズが並ぶ1階を抜けて2階に上がると、約35年前に“対面”したという村民の体験談が登場する。「石を投げるとワッと口を開けて怒った。口の中が赤かった」と生々しい。

 胴回りはビール瓶ほど、尾はネズミっぽく灰色――。そんな想像図とともに「ジャンプしたり、丸まって転がったり」という珍獣ぶりも図解。目撃情報を基にした等身大の模型は、人が近付くと動き出す仕組みで実にリアル。捕獲方法まで紹介し、「出会ったときは殺さないで」とある。

 年間の来場者は約3000人で、スタッフによると「ほとんどの人が半信半疑」。置かれたノートには、全国から訪れた目撃者の思いが記されている。

 「病床に伏している90代のおじが寝言のように『ツチノコを見た』とつぶやく。『ピョーンと跳ねて逃げた』というので、本当かどうか資料を求めて来ました」

 安江豊司名誉館長(73)は「ツチノコの存在を信じる人も信じない人も、いろいろな考え方があっていい。ただ、その正体を本気で追い求めている村があることを、ここに来て知ってもらえるとうれしい」と、やさしく語った。【稲垣洋介】

つちのこ館

 岐阜県東白川村神土426の1。午前9時~午後5時。水曜定休。1階は地元の特産品やツチノコグッズなどを販売。2階の資料館は大人300円、小中学生100円。JR高山線白川口駅から濃飛バスで約40分、「つちのこ館前」下車。中央自動車道中津川ICから約1時間。ふるさと企画(0574・78・3192)。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. 「たくさんの笑顔もらった」 アミメキリン「ニコ」にお別れ 福岡

    2. 『名探偵コナン』服部&和葉の手繋ぎイラストが尊い!青山剛昌による色紙2025年版がコナン探偵社で展示中

    3. 『飼い主を亡くし不安そうな犬』を引き取った結果…新しい家族に見せた『愛おしすぎる姿』に涙が止まらないと46万再生「素晴らしい」と称賛の声

    4. 『尊すぎる…』小さな赤ちゃん犬をお迎え後の『リアルな1週間の記録』が愛に満ちていると111万再生「なんだか涙が出た」「天使のよう」と悶絶

    5. かくれんぼしていたら、犬が…自分で隠れたのに『困り果ててしまう光景』が可愛すぎると447万再生「見つかっても真顔で草」「ツボったw」

    6. キノコ狩り中にクマと遭遇!?リアルすぎる看板に戦慄

    7. 3/1放送「タカトシ温水の路線バスで!」箱根・小田原ウマイもの食べちゃうぞ SP

    8. 温泉旅館で自由に過ごす猫→夜の時間になると、スタッフさんたちが…爆笑必至の『まさかの光景』が27万表示「素敵すぎ」「最高に面白いw」

    9. 重傷から奇跡的に回復した猫が人間に教えてくれたこと… ”あきらめない” 心が起こす奇跡とは

    10. 地元農家との連携で「ネイチャーポジティブ」を推進!大阪ベイエリアのホテル・ロッジ舞洲、健康と地域の恵みを生かした新たな食体験を提案

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.