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悠仁さま筑波大合格 どんなキャンパスライフに? 住まいから通学か


宮内庁は、秋篠宮悠仁さまが筑波大学生命環境学群生物学類に推薦入試で合格したと発表しました。悠仁さまは幼少期から昆虫に興味があり、10年にわたりトンボの観察研究を続け、国際昆虫学会議にも参加するなど、生物分野への関心を深めています。筑波大学は広大なキャンパスを持ち、多様な分野での教育・研究プログラムが充実しており、悠仁さまはお住まいのある赤坂から通学を予定しています。

 宮内庁は11日、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(18)=筑波大付属高校3年=が筑波大(茨城県つくば市)の生命環境学群生物学類に推薦入試で合格されたと発表した。

 宮内庁によると、昨年6月に高校の行事の一環で筑波大を見学し、生物分野を専門的に学べる環境を知り、生物学類への進学を目指すようになった。昆虫に関する研究室があり、実験や実習が豊富で、キャンパス周辺の豊かな自然にひかれたという。11月28、29の両日、他の受験生と同じ会場で英語と生物の小論文試験や面接に臨み、今月11日に合格発表があった。

 住まいのある赤坂御用地(東京都港区)から通学する見込み。悠仁さまや秋篠宮ご夫妻は合格に安堵(あんど)した様子だったという。

 悠仁さまは幼いころから昆虫に関心が強く、トンボ観察を続け、2023年に10年に及ぶ調査をまとめた学術論文を発表。今夏には京都市で開かれた国際昆虫学会議で国内外の研究者と交流した。関心は自然環境へと広がっている。

 お茶の水女子大の付属幼小中を経て、お茶の水女子と筑波の両大学の付属校間で始まった「提携校進学制度」で筑波大付属高に入学した。

 皇位継承順位2位の悠仁さまの進路は世間の注目を集めた。ここ1年ほどは具体的な大学名を挙げた情報がインターネットや週刊誌で発信される状態が続き、宮内庁幹部が一部メディアで「根拠のない情報」が出回っていると指摘し、過熱する報道に懸念を示していた。

 悠仁さまは9月6日に成人したが、受験を控えていたため男性皇族にとって慣例の成年式を行っていない。入学後に実施してから、成年皇族として公務に本格的に取り組む。【山田奈緒、高島博之】

筑波大は全国2番目の大きさ

 秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまが合格された筑波大では、学生たちはどんなキャンパスライフを送っているのか。

 筑波大は東京から約60キロ離れた茨城県つくば市にある。つくば市は筑波大や国立の研究機関が集まる「研究学園都市」と呼ばれ、国内外の研究者や学生が暮らしている。江崎玲於奈元学長らノーベル賞受賞者がかつて大学の教員として在籍していた。

 東京ドーム55個分に相当する257ヘクタールの広大な敷地を有し、単一キャンパスの面積としては全国の大学で2番目に広い。

 最寄りのつくば駅までは秋葉原駅からつくばエクスプレスで最速45分で到着するものの、駅から3~4キロ離れている。大学の調査では学生の約2割が大学構内の寮に住み、約6割が周辺の民間アパートなどで下宿している。

 大学によると、構内4カ所に約70棟ある寮では約4000人が暮らす。学内にはスーパーマーケットがあり、学生や周辺住民が日常的に利用している。宮内庁は悠仁さまについて、お住まいのある赤坂御用地(東京都港区)から「通うことになるのでは」と説明。通学方法はこれから検討するという。

 悠仁さまが合格された生命環境学群では、生物学などを学べる。この他にも医学や社会学、スポーツ科学や芸術などさまざまな学群(学部)がある。自分の学群にかかわらず、自由に授業を履修できるのも特徴だ。

 世界で活躍する人材育成にも力を入れており、英語で受講可能な授業も豊富だ。留学生も多く、2023年10月時点で117カ国の2552人が学んでいる。

 研究だけではなく、スポーツも盛んで、オリンピック・パラリンピックのメダリストも輩出している。7月のパリ五輪では卒業生の永瀬貴規(たかのり)選手が柔道男子81キロ級で2大会連続の金メダルを獲得した。【信田真由美】

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