自民党は衆院選での大敗を受けて辞任した小泉進次郎選対委員長の後任に、木原誠二選対委員長代行(54)を起用する調整に入った。複数の自民関係者が6日明らかにした。
木原氏は岸田文雄前首相の側近として知られ、総裁選では小泉氏を支援。石破政権では小泉氏を補佐する選対委員長代行に就任した。
来年には東京都議選や参院選が控えており、今回の衆院選で女性候補擁立などに尽力した木原氏を委員長に昇格させることで、継続性を重視する狙いがある。
1970年生まれ。財務省を経て2005年衆院選で初当選。現在6期目。岸田内閣の官房副長官の他、副外相や政調副会長兼事務局長、幹事長代理などを歴任した。【森口沙織】