兵庫県の斎藤元彦知事(46)は19日に開会した県議会9月定例会の冒頭でパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題について、「県民のみなさんにご心配をおかけしていること心よりおわびを申し上げます」と謝罪した。
さらに斎藤氏は「私の言動や県の対応に厳しい指摘をいただいている。説明責任を果たし、反省すべき点、改めるべき点をしっかり受けとめ、信頼回復に向けて最大限の努力を重ねていく」と述べた。
この日は物価高騰対策などのための補正予算成立後、斎藤氏に対する不信任決議案が提出され、夜にも全会一致で可決される見通し。
不信任案が可決された場合、斎藤氏は辞職・失職か議会解散の選択を迫られる。【幸長由子、戸田紗友莉】