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青池保子展、グッズが人気 県内外から多くのファン 山口・下関


 山口県下関市生まれで「エロイカより愛をこめて」など多くの人気作品を生み出している少女漫画界のレジェンド・青池保子さんの特別展「青池保子展 CONTRAIL 航跡のかがやき」(下関市立美術館、毎日新聞社、tysテレビ山口主催、秋田書店特別協力)が開催中の下関市立美術館で、青池作品のグッズに人気が集まっている。現時点で同美術館でしか販売されていないものもあり、県外からの購入者も多い。

 同美術館2階のグッズコーナーでは、Tシャツ、トートバッグなど約50種類のグッズを販売。いずれも青池作品の登場人物をあしらった品が並ぶ。

 下関の会場でしか販売していないのは、メモ付きチケットファイル(税込み990円)▽トレーナー(同5500円)▽トートバッグ(同2860円)――など。アクリルスタンドキーホルダー(同1320円)は、スタンド飾りにもキーホルダーにもなり、特に人気があるという。

 観覧のため東京都練馬区から訪れた会社員、三田由子さん(43)は「青池さんの作品には少女漫画を超えた厚みと深みがあり、高校生の頃から読んでいます。アクリルスタンドキーホルダーとTシャツを買って帰ります」と目を輝かせていた。

 同展は10月14日まで。期間中に青池さん自身のサイン会を予定しているほか、美術館学芸員による講座「青池作品から見る西洋美術史」(9月14、21日)もある。月曜休館(祝日の16日と23日、10月14日は開館)。18歳以下無料。一般1400円、大学生1200円で、平日の観覧は各200円引き。【山本泰久】

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