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樋口一葉の「最後の5000円札」 ゆかりの山梨・甲州で展示


 山梨県甲州市ゆかりの作家、樋口一葉(1872~96年)の肖像画が印刷された「最後の5000円札」の1枚が、甲州市民文化会館で公開されている。

 7月の新紙幣発行に伴って日銀から贈られた最終製造券で、最後から3枚目の「LD899998J」。

 2004年に新券として登場した時にも、刷り始めから5番目の「A000005A」が塩山市(現甲州市)に贈呈されており、2枚を並べて展示した。同館は「一葉と縁のある地域であることを知る機会でもあり、見学にきてほしい」と話している。

 市によると、一葉の両親は甲州市塩山中萩原地区の農家の生まれ。後に江戸に出て、父親は明治維新後、東京府に勤めた。一葉は次女として生まれたが、若くして長兄、父を亡くす。一家の主として家族を養いながら苦しい生活の中で小説を書き、24歳で死去した。死後の1922年、両親の出身地に近い同市の慈雲寺境内に一葉の文学碑が建てられた。

 午前9時~午後5時開館。月曜定休。【佐藤薫】

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