4日午前11時ごろ、和歌山県串本町串本の沖合約150メートル付近で、ダイビングの体験中だった男性2人が海底近くで沈んでいるのをインストラクターが発見した。県警新宮署などによると、2人は親子とみられ、50代の男性は搬送先の病院で死亡が確認された。10代の男性は意識がもうろうとした状態といい、治療を受けている。
署などによると、家族数人でダイビングの体験中で、インストラクターが2人の姿が見えないのに気付き、付近を捜した。10代男性を先に救助し、その後に50代男性を助け出したという。付近の水深は3~5メートルで、署が詳しい事故の原因を調べている。【加藤敦久】