米共和党大会の最終日となる18日、元プロレスラーのハルク・ホーガンさん(70)が、トランプ前大統領の応援演説に登場し、「真のアメリカンヒーローだ」と呼んで支持を表明した。
先日起きた銃撃事件に言及したホーガンさんは「やつらは米国の次期大統領を殺害しようとした」と言って上着を脱ぎ捨て、ビリビリにシャツを引き裂くお得意のパフォーマンスを披露。
破れたシャツの下に着ていたもう1枚のタンクトップの胸には「TRUMP VANCE」と書かれており、「もうたくさんだ。トランプマニアを暴れさせろ。トランプマニアが米国を再び偉大にする」と叫び、観衆の喝采を浴びた。
ホーガンさんは世界最大のプロレス団体WWF(現WWE)で活躍。日本でも故アントニオ猪木さんの好敵手となるなど、アックスボンバーを得意技に一時代を築いた。【小泉大士】