22日に卒業式があった大分県国東市立安岐中央小(河野智校長、児童172人)の校門脇に、小学生の身長を超える巨大な卒業証書(縦180センチ、横230センチ)が登場した。保護者の父親らで作る「パパ友の会」が、卒業生らを驚かせようと製作した。
「右の者は小学校の全課程を修了したことを証する」と書かれた巨大証書は、同会のメンバーが職場の大型プリンターを借りて印刷。卒業生34人は2、3人ずつ交代で、証書の前で記念撮影をし、大喜びしていた。
同会の片山功治会長は「卒業式に参加できない遠方の祖父母らにも写真が届けば喜ばれると思った。こんなに受けるのなら2枚作れば良かった」と話した。【大島透】