酒気帯び状態で車を運転し、踏切内で事故を起こしたとして、神奈川県警瀬谷署は21日、横浜市瀬谷区の専門学生の男性(20)を道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕した。事故があったのは成人の日の翌朝で、「成人式後の同窓会でテキーラやビールを飲んだ」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、1月9日午前5時40分ごろ、横浜市瀬谷区相沢2の路上で酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、相鉄線の踏切脇にある注意柵に衝突したとしている。けが人はいなかった。
署によると、専門学生が運転する車は事故で動けなくなり、直後に踏切を通過しようとした列車は手前で1時間ほど立ち往生した。相模鉄道によると、相鉄本線計168本が運休が発生し、約3万8600人に影響が出た。
瀬谷署は過失往来危険容疑の疑いでも捜査し、車には同乗者もいたことから道交法違反(飲酒運転同乗)容疑でも調べている。【田中綾乃】