東京都小金井市と府中市にまたがる武蔵野公園で4日にあった「武蔵野はらっぱ祭り」で、配られたグミを食べた男女6人が体調不良を訴えていたことが、警視庁への取材で判明した。うち5人は病院に搬送されたが、いずれも軽症という。警視庁は大麻由来の成分が含まれていた可能性もあるとして、グミを鑑定している。また、グミを配っていた40代男性から任意で事情を聴いている。
警視庁によると、4日午後0時半ごろ、祭りの関係者から「5、6人が体調不良になった」と110番があった。警察官が現場で確認したところ、グミを食べた10~50代の男女6人が嘔吐(おうと)などの症状を訴えたという。
体調不良を訴えた6人と、グミを配っていた男性に面識はなかった。男性は警視庁に「みんなにも食べてもらいたかった」との趣旨の説明をしているという。このグミはインターネットでも購入可能とみられる。【遠藤龍】