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宮崎県内全13JAが合併し、県域JA「宮崎県農業協同組合」を2024年4月1日に設立することが決まった。JA宮崎中央会によると、13JAを合わせた農畜産物販売高は21年度1431億円で、単独JAとして全国最大規模になる見込み。
同中央会によると、農業とJAを取り巻く情勢悪化や環境変化に対応するため機能を再編し、財務基盤を強化しようと17年3月から検討を始めた。23年8月に各JA理事会が合併について、2日の臨時総会で最終判断することを決めていた。正組合員4万8748人のうち書面での議決権行使などを含め3万7011人が参加、9割超が賛成したとしている。
同中央会の栗原俊朗代表理事会長（72）は記者会見で「組合員の高齢化、資材高騰など厳しい状況が続いている。しっかりと組合員に寄り添っていけるJAづくりを目指していきたい」と述べた。【下薗和仁】
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