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武見厚労相「私は医療団体の代弁者ではない」 日医との関係問われ


 元日本医師会長を父親に持つ武見敬三厚生労働相は14日の就任記者会見で、日医との関係を問われ「私は医療関係団体の代弁者ではない」と強調した。その上で「国民の立場に立ち、どのような政策を実現すべきかという考え方を一貫して持っている」との考えを明らかにした。

 武見氏の父親の故・太郎氏は1957年から25年にわたって日医会長を務めるなど、医療行政に絶大な影響を及ぼした。

 武見氏はニュースキャスター出身で、医師免許は持っていない。ただ、95年の参院選の比例代表で、日医を母体とする政治団体「日本医師連盟」の推薦を受け初当選。その後は東京選挙区に移り、現在は当選5回だ。

 年末には予算編成過程で、医師らの人件費に影響する診療報酬などの改定率を決めないといけない。自身の立場を明確にする必要があったため、このような発言につながったとみられる。

 一方、日医は13日、「日本医師会として、誠に喜ばしい。厚生労働行政においてその手腕を遺憾なく発揮されることと期待している」とのコメントを出した。【村田拓也】

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