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この暑さ、いつまで続く?注意点は? 猛暑日、各地で過去最多を更新


 立秋を過ぎても暑い日が続き、札幌市では23、24の両日に最高気温が35度以上の猛暑日を記録した。気象庁によると、全国の主な観測地点153カ所のうち2割近い28カ所でこの夏、猛暑日の日数が年間の過去最多に並んだり更新したりしている。この暑さはいつまで続くのか。

 各地で観測される猛暑日。東京都心では24日までに21日を数え、これまで最多だった2022年の年間16日を既に上回っている。鳥取市では30日を数え、2010年の過去最多に並んだ。京都市と埼玉県熊谷市では最多更新には至っていないものの33日を数えた。

 こんなに暑いのは、地球温暖化に加え、南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」などの影響が日本にも及んでいるためだ。

 気象庁は9、10月もこの影響は残るとみていて、引き続き全国的に高温になるとの予報を発表している。楳田(うめだ)貴郁・異常気象情報センター所長は「9月は例年に比べて猛暑日の日数が増える可能性が高い。10月も猛暑日とはならずとも最高気温が30度程度と高くなる日が続く可能性があり、熱中症の注意が必要だ」と話す。

 総務省消防庁によると、5月1日~8月20日の熱中症による救急搬送者数(速報値)は全国で7万410人に上り、例年よりも多くなっている。消防庁は「のどが渇かなくても小まめな水分補給をするなどしてほしい」と呼びかけている。【山口智】

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