河野太郎デジタル相は25日の閣議後記者会見で、23日に閉幕した第105回全国高校野球選手権記念大会について、「『熱中症で健康管理に気をつけてください』と申し上げている時に、スポーツで鍛えているとはいえ、真夏の一番暑い盛りに(試合をするのは)どうなんだろう」と述べ、試合時間の設定に疑問を呈した。
河野氏は107年ぶり2回目の優勝を果たした慶応(神奈川)の出身。会見では「慶応高校出身者として非常にうれしく思っている。仙台育英の皆さんも本当に頑張って良い決勝戦だった」と話した。
河野氏は決勝があった23日にも、X(ツイッター)で「我が母校、今日、甲子園の決勝戦なんだけれど、この暑さで午後2時に試合をやらないといけないものなのか。ナイターではダメなの?」と投稿していた。【後藤豪】