群馬県高崎市で7日、同市の認定こども園に通う女児(2)が園バスの中に約10分間置き去りになっていたことが18日明らかになった。女児に体調不良などはなかった。
高崎市保育課によると、同園の園児10人は7日午前11時ごろ、歯科検診のためバスで同市の病院を訪れた。受診者が直前に1人増えたことを付き添いの保育士が別の保育士と運転手に伝え忘れたため、園児らを降車させる際に人数確認を誤ったという。診察室で1人足りないことに気づき、同11時10分ごろバスに戻って確認し、車内で泣いている女児を発見した。同市の午前11時の気温は32・8度だった。
園は9日に同課に報告。保護者への謝罪や説明、再発防止に取り組むと話したという。【日向梓】