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秋田の空き地遺体から覚醒剤成分 女性を放置死の疑い視野に捜査


 愛知県一宮市の女性(行方不明時48歳)の遺体が秋田市内の空き地で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元暴力団組員の井上大輔容疑者(48)が、体調不良になった女性を病院に連れて行くなどせず、当時自分の働いていた会社事務所に運んで放置していたとみられることが、捜査関係者への取材で判明した。警視庁捜査1課は、保護責任者遺棄致死容疑も視野に調べている。

 捜査関係者によると、女性は2021年6月27日、勤務先の寮に荷物を残したまま失踪した。息子から行方不明者届が出されたのを受けて警視庁が捜査したところ、行方の分からなくなった日に女性が埼玉県内のホテルで井上容疑者と会っていたことが確認された。

 女性はホテルにいた際に何らかの理由で体調が悪くなったとみられるが、井上容疑者は救急車を呼んだり、病院に連れて行ったりせず、事務所などに連れて行って放置した疑いがあるという。女性はその後に死亡したとされ、遺体を隠すのを当時妻だった土岐菜夏容疑者(34)らに手伝わせたとみられる。

 また、女性の遺体から覚醒剤の成分が検出されていたことも新たに判明した。井上容疑者は7日に死体遺棄容疑で逮捕された際、覚醒剤取締法違反で服役中だった。捜査1課は、こうした状況と女性の死亡の経緯について詳しく調べている。【木原真希、岩崎歩、菅健吾】

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