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尾瀬国立公園内にクマ出没、男性が腕ひっかかれけが 目撃情報も多数


 群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園内で5月下旬、登山者がツキノワグマに遭遇して負傷したとして、尾瀬保護財団(群馬県前橋市)が登山者らに注意を呼びかけている。尾瀬でクマによる負傷者が出たのは2004年以来。シーズン中は多くの人でにぎわうが、5月にはクマの親子も目撃されており、同財団はホームページ(HP)に目撃情報を載せている。

 同財団によると、5月27日午後0時20分ごろ、県外から妻と2人で訪れた50代男性が、新潟との県境付近にある尾瀬ケ原のヨッピつり橋(片品村戸倉)近くの木道を歩行中、木道下の茂みからツキノワグマが現れた。

 男性は笛を吹こうと後ずさりしたところ、木道から1・2メートル下の湿原に転落。クマと鉢合わせとなり、逃げようとした際に左腕などをひっかかれ、切り傷を負った。男性は自力で尾瀬山の鼻ビジターセンターに戻り、手当てを受けた。

 センターが開所した5月16日以降、尾瀬ではツキノワグマの目撃情報が山ノ鼻地区を中心に32件(6月5日現在)寄せられている。同財団は、集団で行動したり、音を出して自分の存在を知らせたりしてクマと遭遇しないよう注意を呼びかけるとともに、目撃したらセンターや山小屋に報告するよう求めている。【西本龍太朗】

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