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維新・吉村代表、パワハラ府議は「除名相当」 厳重注意から一転


 大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は29日、後輩の女性市議に対するハラスメント行為が明らかになった党所属の笹川理(おさむ)府議(42)=4期目=について、「除名」処分が相当だとして、党内で必要な手続きを進める考えを明らかにした。また、「笹川氏に議員辞職を迫ったが、その考えがないとの連絡を受けている。非常に残念だ」と述べた。東京都内で報道陣の取材に応じた。

 吉村代表は「パワハラ、セクハラはあってはならず、笹川議員の一連の行動に関しては除名が相当だ」と発言。党は17日付で笹川氏を厳重注意としていたが、一層厳しい処分が適当と判断した理由を「多くの資料を精査した結果、さまざまなハラスメント行為が認められる。背景にある事実関係をもう少し詳しく調べたうえで判断すべきで、初動に不適切な部分があったと反省している」と述べた。笹川氏は離党届を提出したが、党本部預かりとなっているという。

 笹川氏を巡っては、2015年、宮脇希・大阪市議(36)に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で威圧的なメッセージを送ったほか、深夜に自宅を訪ねるなどの不適切な言動があった、と18日発売の週刊誌が報道。笹川氏も事実関係を認めた。22日には一連のLINEのやりとりに性的関係を迫るような内容や「愛している」とのメッセージが含まれていたとも報じられ、笹川氏は「記憶がないが、それを全否定する記憶も証拠もない」と弁明していた。【井上元宏】

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