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帆船「みらいへ」 、門司に寄港 小学生らが大海原で操船体験


 門司区で開催中の「第78回門司みなと祭」に合わせて、帆船「みらいへ」(全長約52メートル、230トン)が27日、門司港に寄港し、一般公開された。地元の子どもたちを対象にした体験航海も開かれ、参加者は目を輝かせながら大海原での学びを楽しんだ。

 北九州市制60周年事業の一環。「みらいへ」は一般社団法人・グローバル人材育成推進機構が所有。国内で唯一、一般市民が自由に乗船できる練習帆船で、全国各地で体験航海を実施している。

 この日は、約600人の応募者の中から選ばれた市内の小学生と保護者約40人が参加した。船は午後1時に出港し、約3時間半かけて山口県下関市の六連(むつれ)島沖などを航海した。

 船上では、参加者全員で帆を広げた後、5班に分かれ、船の先端部分を歩いたり船長の指導のもと操船を体験したりして、航海の大変さや魅力を体感していた。

 門司区に住む小学1年の新田依知花(いちか)さん(6)は父親の悠さん(39)と共に、「ツー、シックス、ヒーブ」の掛け声に合わせて帆を張る綱を力いっぱい引いた。依知花さんは「掛け声は気合を入れた。船に乗れて楽しかった」とはにかんだ。

 帆船は28日も一般公開され、操舵室など船内を見学できる。午前10時~正午。無料。【日向米華】

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