starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

部下を裸にし撮影した疑い 機動警察隊員3人を書類送検 栃木県警


 部下を裸にして写真を撮るなどのパワーハラスメントを行ったとして、栃木県警監察課は30日、機動警察隊のいずれも男性の警部補(33)と巡査部長(33)を停職6カ月の懲戒処分にし、同隊の巡査長(27)を加えた3人を強制わいせつ容疑などで宇都宮地検に書類送検した。警部補と巡査部長は同日付で依願退職した。

 県警によると、警部補は2022年10月13日午後4時ごろから、直前に閉幕した「いちご一会とちぎ国体」の慰労会と称し、宇都宮市内の居酒屋で同隊所属の男性の部下14人と飲み会を開いた。警部補と巡査部長はその場で部下のシャツを破るなどした。午後8時ごろからカラオケ店で2次会を行い、計12人が参加。警部補と巡査部長が隊員を全裸にして抱え、巡査長がスマートフォンで撮影したという。

 県警は警部補と巡査部長を暴行、器物損壊、強制わいせつ容疑などで、巡査長を同容疑で書類送検した。書類送検した事案の被害者は計5人。うち1人は、カラオケ店で巡査部長に楽器などで頭や背中をたたかれ、2週間のけがをした。警部補から顔をたたかれた隊員は11月、退職した。

 被害者の1人が上司に報告したことで発覚。監察課によると、3人は「場を盛り上げるため、その場のノリでやってしまった」と容疑を認めている。警部補と巡査部長は同年4月~10月中旬、部下に対し、「使えねぇ」「バカ」「死ね」などと日常的に言っていた。

 谷島義則・首席監察官は「誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。指導教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【面川美栄】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.