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「最高司令官として不適格」 共和党のサンダース氏、バイデン氏批判


 バイデン米大統領の一般教書演説に対し、野党・共和党は昨年11月の中間選挙の南部アーカンソー州知事選で初当選したサラ・ハッカビー・サンダース氏が反対討論演説を行った。バイデン氏を「最高司令官として不適格だ」などと厳しく批判。全米で最も若い40歳の知事である自身と、史上最高齢の80歳の大統領であるバイデン氏を対比させ、「新世代の共和党のリーダーシップを発揮する時だ」と訴えた。

 サンダース氏は、民主党政権は支出を積み重ねながらも、メキシコとの国境を越えて流入する薬物を防げず、凶悪犯罪者も野放しになっていると主張。米領空に中国の偵察目的とみられる気球が侵入した際もすぐに撃ち落とさなかったことも念頭に、バイデン氏を「最も恐ろしい敵である中国に立ち向かうことを拒否している。国境を守り、空を守り、国民を守る気がない」などと断じた。

 そのうえで「バイデン大統領と民主党はあなた方(国民)を失望させた。そして、変革の時が来た」とし、新世代の共和党の指導者たちが「米国民のための変革者となるべく歩み出している」と強調した。

 サンダース氏は同州のマイク・ハッカビー元知事の娘で、トランプ前大統領(76)の下で2017年から19年まで大統領報道官を務めた。メディアに対する強硬姿勢で知られ、報道官を辞任した後もトランプ氏と良好な関係を保っている。演説でも、トランプ氏との外国出張の思い出に触れるなど、つながりをにじませた。【ワシントン西田進一郎】

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