北海道新聞記者が情報漏えい 取材メモ置き忘れ 2年間公表せず

 北海道新聞社(札幌市中央区)は7日、帯広支社の記者(41)が2020年11月、同僚の取材メモを取材先に置き忘れ、内容が外部に漏えいしたと発表した。道新は関係者が訴訟を起こしていることなどから約2年間、事実を公表していなかった。
 道新の法務広報グループによると、記者は道東にある流通会社を取材で訪れた際、この会社の元役員の辞任の経緯などを記した取材メモを同社に置き忘れた。
 元役員は退職金の支払いを求め、同社を相手取って係争中。道新は22年9月の第1回口頭弁論で置き忘れた取材メモが証拠として提示されたことから事実を明らかにしたという。関係者から本社への抗議はないという。
 道新は毎日新聞の取材に対して、事案を把握した時期について「特定できていない」と説明。記者への処分は検討中という。8日朝刊の紙面で読者に公表する。【高橋由衣】

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