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1870年創立の神社で初の挙式 氏子や地元住民も祝福 伊勢

2022.09.30 10:21
毎日新聞
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 三重県伊勢市楠部町の●樟尾神社(くすお、●は木へんに豫)神社で24日、明治時代の創立以来初めての結婚式があった。式を挙げたのは愛知県東浦町の会社経営、伊藤覚海さん(48)と北九州市の井上奈海さん(32)。新郎の伊藤さんは伊勢市の皇学館大学神道学専攻科の出身で、今回の挙式は学生時代の同期で、同神社で宮司を務める西世古智之宮司(40)と、大阪市の会社員、安田卓司さん(48)、鈴鹿伊奈冨(いのう)神社(鈴鹿市)の吉田実生さん(40)が奉仕した。【小沢由紀】
 西世古宮司は「友人の人生の旅立ちにこうした形で関われて本当に幸せ。氏子の皆さんの協力のおかげで、素晴らしい結婚式になった。これを機に、地元の人もこの神社で結婚式を挙げてもらえたらうれしい」と話した。
 学生時代を伊勢で過ごした伊藤さんは、今年2月に奈海さんと婚約。「第二の古里ともいえる伊勢で結婚式を挙げたい」と同神社で宮司を務める西世古さんに相談した。同神社での結婚式は1870年の創立以来、初の出来事で、準備や段取りなどとまどいも。「とてもめでたいこと。みんなで盛り上げよう」と、氏子や地域住民のほか、同期の安田さんと吉田さんも協力してこの日を迎えた。
 台風一過の快晴に恵まれ大勢の地元住民が見守る中、式が始まった。神社拝殿で西世古宮司が祝詞を奏上して2人の結婚を神に報告。はかま姿の新郎・覚海さんと、白無垢(むく)姿の花嫁・奈海さんが、三々九度の盃で夫婦の契りを交わし、指輪を交換、誓いの言葉を読み上げて永遠の愛を誓った。雅楽は吉田さんが祢宜(ねぎ)を務める鈴鹿伊奈冨神社の楽士が担当し、巫女(みこ)が浦安の舞で2人を祝福。地元住民からも「おめでとう。幸せになってな」と祝福の声や花束が贈られた。
 挙式を終えた2人は「同期3人の奉仕で、結婚式を挙げられたことに感謝の気持ちでいっぱい。ここで結ばれた縁が大きく、より固くなるよう努力し、笑顔あふれる家庭にしたい」と満面の笑みを浮かべた。
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