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小型原子炉導入を検討=将来の実用化見据え―リトアニア


 欧州ではウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機から原発への注目が高まっている。リトアニアも脱炭素やエネルギー自給率向上の観点から、次世代原子炉「小型モジュール炉(SMR)」の将来的な実用化を見据え、導入を検討している。  SMRは従来型に比べ出力を抑えた原子炉で、世界で開発が進む。ザナナビチュス副エネルギー相は、リトアニアでは2030年ごろまでに産業の脱炭素化が進むほか、電気自動車が普及することで電力需要が増えると予想。「再生可能エネルギーだけで(需要を満たす)電力を生産するのは困難」とした上で、「原発は実用的な選択肢となり得る」と説明する。  リトアニアにはソ連時代に建設されたイグナリナ原発がある。ただ、事故を起こしたチェルノブイリ原発と同型だったため、欧州連合(EU)加盟交渉で停止が決まり、09年に運転を停止した。新たな原発建設を巡る国民投票は反対多数で否決され、現在は消費電力の大半を輸入に頼る。  否決となった国民投票についてザナナビチュス氏は実施自体が「誤り」と指摘。「法的拘束力があるものではない」と話している。 【時事通信社】 〔写真説明〕運転を停止したリトアニアのイグナリナ原発=17日、北東部ビサギナス
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